コンピュータ・ネットワークを構成するパソコン、ワークステーション、ホストコンピュータ、あるいはプリンタなどを相互に接続することにより、重複する設備を削減でき設備の共有化が図れます。
個別の通信に限らず、複数の相手への同報通信が出来ます。また、共通の情報があるときにはファイルシステムに格納しておけば、他の端末機から利用することが出来ます。
ネットワーク・コンピューティングを図ることにより、電子情報を媒体として場所、時間を超えたコミュニケーションが出来ます。
オフィス・スペースの削減、周辺機器共有によるコスト削減、アプリケーション・プログラムの共有化、データ伝送路の高速化、データ処理時間の短縮化、情報の共有化と一元管理、配線ケーブルの集合化、等々による経済的な効果が期待出来ます。
アプリケーション・プログラムの共有化、LANによるデータ伝送路の高速化はデータ処理時間の短縮化にもつながります。とくに、オフィスにおけるグループ作業や研究開発分野におけるソフト開発等では、共同して作業を行いますし、社員が休暇や出張の時、各作業の進展具合をネットワークでみることが出来ます。
あるいは社員同士が電子メール等を活用することによって効果が期待出来ます。
LAN導入により情報の一元的管理ができます。更にネットワーク管理のための通信ソフトウェアの活用により、マネージャから、物理レベル、OSレベルの管理や、ユーザー登録や資源開放等の設定が出来ます。